Magic Checker V8

dbMAGICのプログラムチェックツ-ルの極めつけ
プログラムを強力にカウンセリング、デバッグ工程激減ツ-ル

dbMAGIC V8対応!

MAGIC Checker V8

Version 3.03

Last Update 2002.10.18

評価版ダウンロード(2000.6.27)※販売終息に伴い、公開を終了しました

アップデート(2002.10.18)※販売終息に伴い、公開を終了しました

MAGIC Checker V8の概要

MAGIC Checker V8には、dbMAGICのチェックでは検出されない論理的なエラーを検出するチェッカー、各種情報を出力するリスト、各種項目を検索するサーチの機能があります。これらの機能を使うことで、デバッグ工程の標準化、システム全体にわたる品質管理や、仕様書、メンテナンス用の資料作成など幅広く活用できます。

用途及び、その効果

  • アプリケーションの品質向上
  • テスト、デバッグ工程の工数削減ならびに標準化
  • 外注受入れの作業性向上
  • プログラムの最適化や整理
  • ドキュメント作成支援
  • プログラム解析 etc…

MAGIC Checker 95との違い

dbMAGIC Ver8.2 への対応と、次の強化を行いました。

  • dbMAGIC Ver8.2への対応
  • ユーザーインターフェイスの一新
  • チェッカー、リスト、サーチを同時に複数実行可能
  • SQL系のチェック項目の追加
  • チェック項目のカスタマイズ
  • ユニークキーのないファイル検索の追加
  • 拡張タスク検索の追加

チェッカー

dbMAGICのチェックでは検出できない論理的な問題を、効率的に検出します。

アプリケーションをテスト・デバッグする場合、dbMAGICのチェック機能では、文法エラーを検出するにとどまります。動作上の不具合は、実行して確かめるか、タスク定義画面をみながら頭の中で動作を追う、という作業が必要になります。このような工程では、プログラマーによる技術の差、プログラム作成方法の個性による違いなどから、思ったよりも工数を必要とします。また、不具合がはっきりしている場合は、修正しやすいが、システム全体にわたって品質を保証するという作業は非常に困難です。 MAGIC Checker V8は、このような工程を画期的に改善するツールです。システム全体をチェックし、テスト・デバッグ工程を標準化することが可能になります。

ビューの範囲指定に関するチェックは、特に初心者が無意識に犯してしまいやすい間違いを検出することができます。このエラーはプログラムの動作でレコード件数を多くして行わないと発見することは難しくまた、正常に動作しているように見えるため、見落としがちになります。チェッカーでは、これらのミスを的確に発見できるため、運用しているうちに遅くなるという不具合を未然に防ぐことができ、プログラムの品質を高めることができます。

上級者は、dbMAGICの特性をよく理解しそれを生かしたプログラミングを行います。チェッカーには、上級者がテクニックを使用している場合も検出し、実際にそれが意図されたものか、間違いかを確認することで不具合を未然に防ぐことができます。

エラー

プログラムミスの可能性が高い項目を検出します。

  • ソートキーとブレイク項目の不一致 [実行結果が予期できない]
  • コールプログラム/タスクのパラメータの不整合
  • [実行結果が予期できない/実行時にAbort]
  • コールプログラム/タスクのファイルオープンモードの不整合[実行結果が予期できない/ファイルロックが多発]
  • 照会モードにおける実項目の項目更新 [不要なコマンド]
  • バッチタスクに置かれた、バッチタスクでは処理されないコマンド [不要なコマンド] etc…

ワーニング

プログラムミスの可能性がある項目を検出します。

  • キーに含まれない項目、または上位セグメントが確定されない項目での位置付けや範囲指定[処理速度の低下]
  • リンク先の実項目での範囲指定 [あまり使わない処理]
  • リンクタイプがV(=確認)、Q(=参照)またはW(=書出)、C(=登録)のファイルのアクセス/共有がR/W以外に設定
    [ファイルロックが多発]
  • メインファイルも終了条件も無いバッチタスク [無限ループ] etc…

ディテクト

特殊な機能が使用されているか、デフォルト設定でないものを検出します。

  • ファイルのオープンモードにD=(破損)が指定されている
  • 再表示が指定されている etc…

コンバート

dbMAGIC Ver4.Xを上位のバージョンへ移植する場合に、修正すべき項目を検出します。

  • ウインドウ使用が[N]を検出
  • オンラインタスクでパーキングの項目がない etc…

その他

  • SQL系チェック項目
    処理時間に関係するソート使用の有無、範囲の式にIF()関数を使用しているか、結合以外のリンクについて検出します。
  • チェック項目のカスタマイズ
    開発状況によって不必要なチェック項目も出てきます。専用ダイアログでチェックする/しないを簡単に切り替えることができますので、必要な項目のみ重点的にチェックすることができます。

リスト

様々な定義情報を縦断的にリスト出力することが可能です。たとえば、プログラム3番から50番までのオプション一覧表や、項目更新だけのコマンド一覧表など出力することが出来ます。また、独自の機能として、「コマンド別統計リスト」などを出力することも出来ます。

  • タイプ、ファイル、、プログラム、タスク、メニュー、イベント
  • タスク別使用ファイル一覧、ファイル別参照タスク一覧
  • コマンド別統計リスト
  • タスク特性、タスク制御、変数、式、フォーム
  • DBファイル、入出力ファイル、ソート
  • イベント、処理レベル、コマンド、ビュー項目 etc…

サーチ

指定したタイプやファイルなど特定の項目が使用している箇所を検索したり、使用されていないタイプや変数を検索するなどの機能があります。他の人の作ったシステムを調べる時、また、タイプ、ファイル、プログラム等を整理したい場合に強力に支援します。

標準化の妨げになる箇所を検索

  • タイプを使っていない項目や変数を検索
  • ヘルプが使用されている(いない)タイプ、実データ項目 etc…

資源の無駄を検索

  • 使用されていないタイプやファイル等を検索
  • 使われていないビューや式を検索 etc…

修正箇所

  • 指定したタイプやファイル等を使用している箇所を検索
  • タスク特性、タスク仕様などの項目の状態によってタスクを検索する、拡張タスク検索
  • 式のクロスリファレンスを作成 etc…

その他

  • 拡張タスク検索

タスク特性、タスク仕様などの項目で、Yes、No、式からタスクを検索します。式は、式が指定されているという意味です。

その他

Win32のマルチタスク環境を生かし、同時にチェッカー、リスト、サーチを複数実行することができます。

対応するdbMAGIC

dbMAGIC Ver4.26、Ver4.3、Ver5.6、Ver5.7、Ver6.0、Ver7.1、Ver8.2

*Ver8.2のコールリモートなど外部の辞書を参照している項目には未対応です。
*フォームは、テキスト形式、GUI形式のみ対応しています。

動作環境等

Windows 95/98, Windows NT4.0

価格

80, 000 (1 user)
マルチユ-ザライセンス版の価格はお問い合わせ下さい。

旧MAGIC Checker

MAGIC Checker、MAGIC Checker Pro、MAGIC Checker Pro/Win、MAGIC Checker95の販売は、終了いたしました。
多くのお客様にご利用いただきまして、誠にありがとうごさいました。

バージョンアップ

MAGIC Checker、MAGIC Checker Pro、MAGIC Checker Pro/Win、MAGIC Checker 95でユーザー登録されているお客様には、バージョンアップのご案内を99年10月下旬より送付を開始いたします。
記載しました社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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