Interludeは弊社MAGIC Previewerの流れを汲む帳票印刷のアシスタントツールです。印刷イメージをそのまま画面上に表示する機能はもちろんの事、画面上での設計をより多彩かつ高度に行うことができます。単純なテキスト印刷から高度なオーバーレイ印刷、プログラムソースの印刷もバーコードの印刷もInterludeがすべて請け負います。
画面に表示させない直接印刷モード、指定ページだけをダイレクトに印刷など、オフコン並みのスプール機能や、スケジュール機能による夜間バッチ印刷など、もう印刷するためのプログラムを自作する必要はありません。
(*) Interludeとは英語で間奏曲を意味します。様々な処理の中間でアシスタント的処理を行うことからこの名が付けられました。
Interludeの効果とメリット
- アプリケーションからの印刷を画面上で確認できるため、作業効率が高まります。
- 印刷イメージそのままに確認できるので、余分な印刷を必要とせず開発コストの削減につながります。
- ルーラ(目盛り)やグリッドを表示させることができるので、細部の設計も簡単にできます。
- 画像イメージも簡単に貼りつけることができ、ロゴやマークなどを含んだ表情豊かな帳票が作成できます。
- バーコードを含んだ帳票も自由自在です。
- 専用帳票もオーバーレイ印刷や座標登録機能などで簡単に設計することができます。
- スケジュール機能による夜間印刷。
- 任意のページを再出力することもできます。
- 様々な制御コードはすべてカスタマイズ可能。Interludeのために新しく覚えることは何もありません。
- その他、数多くのメリットがあります。
Interludeの機能一覧
Interludeには設計に関する以下の機能があります。
- ボールド体(太字)指定
- アンダーライン(下線)指定
- イタリック体(斜体)指定
- 網掛け指定
- フォント体指定
- 文字間隔指定
- 行間隔指定
- 拡大文字指定(縦横別指定)
- 回転文字指定
- 色指定
- 図形描画(直線・矩形・楕円・円弧など)
- バーコード(JAN13・JAN8・ITF・NW7・CODE39・UPC・郵便カスタマバーコード)
- TrueTypeテキスト描画
- 座標記憶による設計
- 壁紙指定によるオーバービュー設計
- その他、ファイル挿入など多彩な機能が揃っています。
Interludeの特徴
アプリケーションから出力した印刷イメージをそのまま画面で確認
アプリケーションからの出力された印刷データを印刷のイメージそのままに画面上に表示します。
印刷前に確認できれば、用紙を無駄にすることもなくなりますし、印刷が終わるまでの時間も短縮できます。
Interludeはデータ作成という楽曲と印刷という楽曲の間を奏でます。
ルーラ(目盛り)やグリッドなどで設計も簡単
画面表示の際にはルーラやグリッドを表示することができます。
また、座標登録機能を使用すれば細かい数値計算から解放され、画面上で設計を行うこともできます。
Interludeを使用すれば、微調整を繰り返すたびに印刷をして確認する必要も、プログラムを修正する必要もなくなります。
Interludeは設計という楽曲と印刷という楽曲の間を奏でます。
画面設計はそのまま印刷設計に
Interludeの画面上で設計すれば、それがそのまま印刷設計に早変わり。
開発コストの削減にも大きくつながります。またInterludeはプリンタドライバに依存しないため、開発と納入先のプリンタが異なってもそれを意識しなくても大丈夫なのです。
Interludeは画面という楽曲とプリンタという楽曲の間を奏でます。
Interludeでロゴの印刷も自由自在
Interludeでは画像も簡単に印刷データとして採り込むことができます。
会社ロゴを入れることも、バックグラウンドにマークを入れることも自由自在にできます。
また多彩な図形描画機能を駆使すれば明細枠の多い帳票なども、専用帳票を用意することもなくなりますし、画像にして採り込んでしまえばInterludeが専用帳票を印刷することも可能になります。
Interludeは画像という楽曲と印刷という楽曲の間を奏でます。
バーコード印刷もInterludeなら簡単
バーコードの印刷をする機会も増え、そのたびに印刷プログラムを作成するなんてこともInterludeを使用すれば解消されます。
Interludeでは簡単な設定で、JAN CODE39 ITF NW-7 短縮JAN UPCのEバージョンに加え、1998年2月より採用される郵便カスタマバーコードにも逸早く対応。サイズや位置も自由にバーコードを多数含んだ帳票設計も自由自在です。
Interludeはバーコードという楽曲と印刷という楽曲の間を奏でます。
画面非表示で直接印刷することもできます。
Interludeがどんなに優れているとはいえ、印刷のたびに表に出てくるのでは煩わしくなります。そんな時には直接印刷モードで、Interludeをまったく表示させずに印刷アシスタントに専念させることができます。
Interludeを非表示で使用すればあなたのアプリケーションはたちまち高度な印刷機能を持ったアプリケーションに変身します。
Interludeはアプリケーション開発という楽曲たちの間を奏でます。
スケジュール機能で夜間に印刷
Interludeのスケジュール機能を使用すれば、プリンタの使用頻度が少なくなる夜間に印刷することもできます。またスケジュール機能は複数の帳票を一元管理できるため、昼間にデータを大量に作成し、夜間にそのデータをすべて印刷なんていうことも可能です。
再印刷の手間も激減
従来、集計処理の印刷などでは部分的な印刷をすることが困難なため、印刷に失敗した場合などは改めて再処理をする必要がありました。
このため、集計処理の場合などはそのためのリカバリツールを作成する必要があるなど、その苦労は図り知れませんでした。
Interludeでは印刷データはすべてテキストファイルとして出力されているため、再処理などで新たに再出力する必要はもちろん、指定ページだけを任意に印刷することができます。このため、印刷エラーなどのリカバリも容易にしかも特別な時間をかける必要もなくなります。
その他にはこんな機能があります
印刷フォントは自由に変更可能です。筆文字を使用して住所録アプリケーションと組み合わせればたちまち年賀状ソフトの完成です。
ヘッダを使用すると多ページに渡る帳票にページ番号や飾りなどのデザインを入れることができます。
印刷を禁止した状態で起動することができるため、ビューワとして使用することもできます。また設定画面を抑制することができ、クライアントの設定変更による動作不良を抑止することができます。
数多くの制御文字はすべてカスタマイズ可能です。覚えやすい文字にカスタマイズすることで、プログラムの工数短縮にも繋がります。